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2007/8/26 チェーン、オー、レイク、ステイトパーク、インディアナ

夏の終わりの空。ウルフレイク(Wolf Lake)
 
フォートウエインからシカゴへ行くUS-30で隣街のコロンビアシティまで行くと、ステイト9号と109号にぶつかり、ステイト109号を10マイルあまり北上するとUS-33号にぶつかる。
そこはウルフレイクと言う町なのだが、ウルフレイクと言う湖はない。そこにはロングレイクとマンシーレイクと言う湖があり、地図で見るとその少し東にもロングレイクと言う同じ名前の湖がある。この湖がつながっているのかどうか不明なのだが名前からするとそうかもしれない。そしてそこに、つながった8つの湖の「チェーンオーレイクステイトパーク(Chain O Lakes state Park)」と言う州立公園がある。
 
この公園はキャンプ場や湖水浴場がある州立公園で、ほかの州立公園同様ゲートで入場料を払って園内に入る。
州内在住者は大体4ドルだと思っていたが、ここは5ドルだった。日曜日だったので1ドル高かったのかも知れない。ここも、他の州立公園と同じように、入園料は自動車1台につきとなっている。入場するときに言えば、この公園の案内書がもらえる。もしかしたら、言わなくてもくれるかも知れないし、「ガイドは必要?」と聞いてから、くれるかも知れない。そのガイドはこのURLで見られる。このPDFファイルは、この公園のゲートでうけとったのと全く同じ物だった。
http://dnr.state.il.us/lands/landmgt/parks/r2/Graphics/ChainOLakesCampMap.pdf
ゲートでもらった園内案内図をみながら、自然博物館や、ボート乗り場、キャンプ場、バンガロー、水遊びビーチなどを見ながらステイトパーク内を一周して、最後に水遊びビーチを見下ろす小高い丘に登って、出かける前に作ってきた幕の内弁当を広げて昼食にした。
昼食と言ってもその時はもう3時半を回っていた。ただ、私達の日曜日はブレックファーストが大体10時過ぎになってしまうため、昼食の時間は決まっていない。

4時近くに公園を出てすぐ、ステイト19号がUS-33にぶつかる、信号のない交差点の手前右に、荷台に野菜を載せた軽トラックが停車していて、荷台の横に太ったはげちゃびんのおじさんが立っていた。そのおじさんは肺の病気なのか、鼻に酸素吸入チューブを当てていて、カミさんがそのはげちゃびんおじさんに車の中から会釈をした。それに気付いた私はフォーカスのブレーキを踏んで停車した。
アトで聞いたら、そのおじさんが「また来てね」みたいな事を言ったらしいから、カミさんは「また来ますね。」くらいのつもりで会釈をしただけだったらしい。
ただ、いずれにしても私はUS-33へ出る手前の、そのおじさんの軽トラックの殆ど真横で停車してしまった。
交差点だから一時停止しただけだと言う様な顔をして(そんな顔しなくても良いが)またアクセルを踏みなおして、US-33を左に曲がってしまっても良かった状況だったと思うが、私達は車からおりて、何を売っているのか聞いた。
軽トラックと言うのは「モノノタトエ」と言うか、農家のおじさんが荷台に野菜を載せていたから、そのイメージでそう書いただけで、勿論こちらには軽トラックも軽自動車(軽四輪、軽か、うわ懐かしい響き)もない。
スイカだけ味見して、それとトマトと、プチトマトと、たまねぎと、とうもろこしと、メロンを買った。全部で11ドル何ぼだったと思うが、高くも安くもないと思った。または、高いとも、安いとも思わなかった。
おじさんは「どれも甘くて美味しいから、買って損はしないよ。来週の木曜日までここにいるから、もしまずかったら戻しに来てもいいよ。」とおじさんは言った。
ま、ガソリン代も高いし、10ドルくらいでわざわざ来る事はないと思うが、とそのおじさんも思っていただろうと私は思った。
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持って帰って、夕飯代わりにとうもろこしを、2つに折ってお皿に入れ、ラップをかけて電子レンジで3分と2分の2回加熱して食べたら、あまり美味しくなかった。てか、まだ身が大きくなかった。
スイカはまずくはなかったが、それほど甘くもなかった。トマトもそう。ただ、メロンだけがよく熟れていて、今日がちょうど食べ頃の感じで、甘くて美味しかった。

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